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舞台設定

この講座の12話は、すべて同じ会社・同じ建物・同じ人物で進みます。教科書・問題・動画の例は、原則この設定を使います。

舞台設定(全話共通)— 「私たち」は誰で、何を、誰と契約しているか

この講座の12話は、すべて同じ会社・同じ建物・同じ人物で進む。教科書・問題・動画の例は原則この設定を使う。

1. 私たち(受託する側)

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会社株式会社ドアーズ管理(仮)。千葉県船橋市。設立1年目のマンション管理業者(国交大臣登録)
あなた代表で、管理業務主任者。この会社の唯一の主任者(30組合まで担当できる)
ドアくん新人スタッフ。資格なし。理事会の同席・現地対応・書類の下書き担当
外注清掃(週2回)、管理員(平日午前のみ・派遣)、消防設備点検業者、エレベーター保守会社、設備業者(給排水・電気)、駆けつけ(鍵・水漏れ)

2. 建物(受け持つ側)

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名前ひだまり船橋マンション(分譲マンション)
場所船橋市、駅徒歩12分
規模築45年(1981年3月竣工=旧耐震)、RC造6階建て、24戸(各階4戸、1階は住戸のみ、店舗なし)、エレベーター1基、受水槽+高置水槽方式、機械式でない平置き駐車場8台、駐輪場、集会室なし(理事会は集会室がないため近くの公民館か理事長宅)
住人24戸中、所有者居住18戸、賃貸に出している6戸(うち1戸は外国人の賃借人)。所有者の半数が70歳以上。空室1戸(相続で持ち主が未確定)
お金管理費 月15,000円/戸、修繕積立金 月12,000円/戸(合計 月648,000円、年約778万円)。積立金残高 約1,900万円。大規模修繕は2回実施済み(前回は12年前)、次回を検討中
管理の状態前の管理会社に「更新しない」と言われ、自主管理に戻りかけてうちに相談が来た

登場人物: 理事長 佐藤さん(72歳、301号室、任期2年目)、副理事長 田中さん(55歳、502号室)、会計担当理事 鈴木さん(68歳、203号室)、監事 高橋さん(60歳、104号室)。トラブル役: 601号室(上階の漏水の出所)、402号室(滞納3か月)、賃借人の山田さん(105号室、騒音の苦情)。

3. 契約(何を、いくらで)

項目設定
契約の種類管理委託契約(国交省「マンション標準管理委託契約書」の書式)。相手は管理組合(法人でない権利能力なき社団、代表は理事長)
委託の範囲全部委託: 事務管理業務(会計・出納・理事会総会支援・修繕の企画調整)+管理員業務(派遣)+清掃業務+建物・設備管理業務(点検の手配)。うちが元請けで業者に再委託
委託費月 約26万円(事務管理 7.2万=3,000円×24戸、管理員 8万、清掃 5万、設備点検 5.8万)
お金の預かりロ方式: 修繕積立金は最初から組合名義の保管口座、管理費はうち名義の収納口座を経由し翌月末日までに保管口座へ。保管口座の印鑑は理事長
期間1年、更新は3か月前の申出
契約前後の法定手続重要事項説明(説明会)→総会決議→契約書交付→引き継ぎ(第1話)

4. これは「含まれない」(混同しやすいもの)

含まれない理由
賃貸アパート・賃貸マンションの管理(オーナー1人の建物)それは賃貸住宅管理業(別の法律・別の資格=賃貸不動産経営管理士)。この講座の対象外
テナントビル・商業ビル区分所有でないビルはビル管理。管理業務主任者の試験範囲外
部屋の売買・賃貸の仲介宅建業。うちはやらない(第8話で「重要事項調査報告書」を出す側として少し関わる)
サブリース(借り上げ)やらない
マンション管理士の業務(組合の顧問・助言)別資格。うちは「管理会社」として業務を受託する側
組合の代わりに決めることうちは実行役。決めるのは総会・理事会(第4・5話)
修繕工事の施工工事は工事会社。うちは企画・相見積・監理の調整まで(第12話)

5. 各話でこの舞台のどこを使うか

使う場面
1佐藤理事長からの電話→重説→総会→契約→前管理会社からの引き継ぎ
2毎月27日の振替、402号室の滞納、ロ方式の口座
33月末決算、4月の未収、保険料の按分、什器の購入
4月1回の理事会(公民館)、鈴木理事の会社への発注=利益相反
56月の通常総会、所在不明の空室1戸、委任状と議決権行使書
6502号室のバルコニー物置、203号室の配管交換、窓ガラス
7601号室からの漏水、105号室の騒音、ペット
8402号室の売却と滞納の承継、空室1戸の相続、105号室の賃借人
94月の管理事務報告、主任者証、うちの登録更新
10旧耐震・受水槽方式・EV1基の点検、外壁のひび
11年間の法定点検カレンダー
123回目の大規模修繕、積立金不足、管理計画認定の申請